こんにちは、アラ還のケンです。
DIYの中でもウッドフェンスは大人気なようです。
でも、実際に制作しようとしたときに、フェンスは「縦張りがいいの?」それとも「横張りがいいの?」と誰でも一度は悩まれるのではないでしょうか?
私も当時、散々悩み調査しましたので、縦張り、横張りそれぞれのメリット及びデメリットをお伝えしたいと思います。
下の写真は今回私が立てたウッドフェンスです。

ご覧の通り、フェンス板は縦張りにしています。
なぜ、私が縦張りを選択したのか、その理由もお伝えしたいと思いますので、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、最後まで見ていただき、お役に立てたなら幸いです。
Contents
横張りウッドフェンスのメリット

私が検討していたときに感じたのは、横張りのメリットは縦張りのデメリットになり、横張りのデメリットは縦張りのメリットになることが多いということでした。
それでは、見ていきましょう。
横の直線ラインが美しい
我が家の周りには縦張りフェンスが比較的多いです。
それを見て美しいと感じたことはありませんでした。
なぜなら、近くで見る時は縦線が見えるのですが、遠くの方は壁に見えます。
それぞれのフェンスが重なってしまうので仕方ないのですが、横張りの方は、一本の線が独立して先の方まで伸びていますので気持ちがいいですね。
コストが安い
横張りの場合は、縦張りに比べ端材の発生率が低くなりやすいのと、横張りでは不要な材料が必要になります。
なるべく低価格で作成したい場合は、横張りを検討してみてはいかがでしょうか。
また、横張りの方が早く作れると思います。
施工業者に見積もりをとると、きっと縦張りフェンスの方が割高になっていると思われます。
腐りにくい
木材は木口が雨などを吸収しやすいので、木口が見えていない横張りは腐りにくいと言えそうです。
もちろん、縦張りの場合も木口はしっかり塗装しますが、やはり一番最初に劣化していくのは木口ですから、メンテナンスの頻度も多くなります。
次は横張りウッドフェンスを作ります
一見、横張りウッドフェンスはメリットが少なく見えますが、デザインや利用する場所、人によっては、もっと沢山のメリットがあるものと思われます。
私は別の場所にウッドフェンスを作成する予定があるのですが、その時は横張りにしようと思っています。
横張りウッドフェンスのデメリット
よじ登りやすい
板が横に貼られていますので、足をかけてよじ登りやすいですね。
防犯上も心配というだけでなく、仮に低めのフェンスだった場合、まだ小さな子供がよじ登ってしまうという例もあるようです。
目隠しになりにくい
フェンスに顔をくっつけて覗かれたら、縦だろうが横だろうが同じなのですが、お隣さんや通行人と目が合いやすいのは横張りですね。
縦張りも、お隣さんと垂直にフェンス越しに立っていると目が合いますが、少し斜めに立っているとフェンスが視線を遮ってくれます。
だからといって、あまり隙間を狭くしてしまうと、外からの視線が遮断され、防犯上良くないと思われます。
汚れが積もりやすい
縦張りの場合、木口にほこりが溜まってもあまり目立たないのですが、横張りフェンスに積もると、それなりに目立ちます。
ただ、定期的にお掃除すればいいだけですので、それほど大きなデメリットにはならないと思います。
縦張りウッドフェンスのメリット

よじ登りにくい
足をかける板がありませんので、よじ登りにくいと言えそうです。
また、横張りフェンスでも触れましたが、小さな子供がよじ登って落ちてしまうといった事故も防止することができます。
目隠し率が高い
縦張りフェンスは斜めの視線を遮ってくれますので、目隠し効果が高いと言えます。
遊び心を盛り込み安い
アイデアというのは、人によって異なると思いますので、横張りフェンスが「遊び心」がないとは思えません。
今回は一般的に言われていることで、私も当初は検討していたことです。
ですが、面倒なのでやめました😅
フェンスの形をカスタマイズできる。
それから、フェンスの長さを自由に変更できますので、波打った形なども表現できます。

また、一部分をドアにするなども、やろうと思えば可能です。
縦張りウッドフェンスのデメリット
横張りフェンスよりもコストがかかる
使う材料が多いので仕方がないかもしれません。
フェンス以外に支柱間に渡すレール木材や、それを受け止める金具。
スマート感が希薄?
これは、あくまでも私の個人的な感想です。
やはり、遠くに向かってフェンスが伸びているのは見ていて気持ちがいいですね。
私が縦張りを選択した理由

この写真は、私がフェンスの1面を取り外しているところです。
その向こうを見ていただけると、お隣さんとの境の古びたフェンスが見えると思います。
ウッドフェンスは定期的に再塗装するなどのメンテナンスが必要です。
ですが、お隣さんとのフェンスが邪魔をして裏にまわれません。
フェンスを脱着可能にしたことで、取り外し裏に塗装を施すことができます。
また、強度は意識したものの、近年、これまでの常識では考えられない自然災害が起こっています。
もしかすると、プロが作ったフェンスすら吹き飛ばしてしまう台風が直撃してくるかもしれません。
そんな時は心配で心配で精神上よろしくないですよね。
そこで、最悪の事態が予想された場合、全てのフェンスを取り外し、取り込めるようにしました。
まとめ<ウッドフェンスは縦張り?横張り?私が縦張りにした訳【初心者DIY】>
横張りウッドフェンスのメリット・デメリット
コスト的に安く上がるのと、制作時間が縦張りに比べ短くなるのがメリット
よじ登りやすい為、子供がよじ登ったり、近所の子供がボールを取りに侵入してくる可能性があり、その際に破損してしまうといった事例もあります。
横張りウッドフェンスのメリット・デメリット
目隠し効果があるのと、遊び心を反映しやすい点がメリットですね。
私の環境下でのメリットは運用性が高いことかなと思います。
デメリットは、木口が上を向いていますので、メンテナンスをしっかりする必要があります。
ちなみに、木口をボンドなどで埋めてはいけません。
コスト高というのがデメリットかなと思います。
私の場合は端材が大量に発生しましたが、ホームセンターでカットしてもらうことで、無駄なく木材を切り出せ無駄がなくなると思います。
ただ、端材も再利用できますので、無駄とも言い切れませんが・・・
以上となります。
最後まで見ていただきまして、有難うございました。